御霊神社(ごりょうじんじゃ) 船場のごりょうさん
大阪のビジネス街のど真ん中にあられるので存在は知ってました。
しかし、お名前が若干、少しだけ不気味に思えたのでスルーしてました。
ご祭神が天照大神荒魂(瀬織津比売神)であることを知り、それは行かねば思い参りました。
他のご祭神は、淀屋橋から本町、中之島、土佐堀、江戸堀、京町堀、堀江までの産土神です。浪速の氏神様です。
ご神徳は、厄除け、縁結び、諸事円満成就、開運招福、商売繁盛、夫婦円満、子孫繁栄です。
鳥居をくぐると、とにかくキレイです。
そこに居るだけで穢れが飛んでいくように思えました。
参道を進むと、御本殿の前に四つの石柱で結界がはられているような場所があります。
邪悪な心の持ち主はここは通れないのか?など思いながら、すすみました。
無事通過しました。こころは清らかなので!
東宮
東宮には皇大神宮、恵美須神社、猿田彦神社、東宮十二社をお祀りしてます。
瀬織津姫や皇大神宮ということは、天照大神との関係が深いということでしょう。
末社 松ノ木神社 大黒社
正面の松ノ木神社と大黒社の間にお不動さんが祀られていました。
肌守りの木
大阪空襲で戦災にあい、このあたりは焼け野原となりました。
境内の木々も焼けてしまいました。
がそんな中唯一復活して再生したのがこの木だそうです。
生命力があるんですね。今では拝むと肌に良いとされています。
瀬織津姫
瀬織津姫ってご存知でしょうか?
ここ最近になって、その名はよく聞くようになりました。
これは女性性の時代に変わったからでしょうか?
謎がなぞを呼ぶ神様のようです。
封印された龍神、弁財天といわれる伝説があったり。
実は天照大神の別名といわれたり。
謎なのは、重要な神様であることは間違いないですが、
あまりにも情報が少ないということです。
日本神話にもでてきません。
大祓之詞(神道の祭祀に用いられる祝詞の一つ)にのみその名がでてきます。
瀬織津姫のなぞが解かれた時、世界が変わるかも知れませんよ。